2018.1.14厄年早見表が分かりづらい表記になっておりましたので一部修正しました。
年末年始が近づいてくると話題にあがる「厄年」ですが、具体的な意味やどんな影響があるのかご存じでしょうか?
厄年とは、凶事や災厄などに合いやすく、充分な注意が必要とされている年のことで、およそ平安時代ごろから続いている風習と言われています。
厄年の年齢は男女で違い、それぞれ身体的・社会的な立場や責任などが大きく変化する年であるためこのような風習が生まれたのではないか、と考えられています。
今回の記事では、2018年に厄年を迎える男性について、また、厄年を迎えるに当って気をつけなければいけないことについてご紹介します。
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2018年の男性の厄年は?
2018年に厄年を迎える男性は、2018年に数え年(生まれ年+1歳)で25歳、42歳、61歳を迎える男性です。
42歳:1977年(昭和52年)生まれの巳年
61歳:1958年(昭和33年)生まれの戌年
の方が当てはまります。
また、上記で紹介したものは本厄の年で、この前後の年に前厄と後厄があり、神社などでお祓いをしてもらう場合は前厄・後厄の年にもお祓いをしてもらうのが一般的です。
前厄の方は、
24歳:1995年(平成7年)生まれの亥年
41歳:1978年(昭和53年)生まれの午年
60歳:1959年(昭和34年)生まれの亥年
後厄の方は、
26歳:1993年(平成5年)生まれの酉年
43歳:1976年(昭和51年)生まれの辰年
62歳:1957年(昭和32年)生まれの酉年
です。
また、男性の場合、満24歳と満60歳で年男と厄年が重なることになりますが、厄年が気になるようならお祓いをしてもらうことは問題ありません。それによって年男のご利益が減ったり、なくなったりすることはありません。
厄年の男性がやってはいけないことがある?
厄年は男性・女性に関わらず、新しいことを始めてはいけないとされています。
例に挙げますと、
・家を新築する
・結婚をする
・引っ越しをする
・転職をする
など…。
とはいえ、これらを行ったから悪いことが起こったというよりは、冒頭でも少し触れたように、身体的・社会的に大きな変化が起こると同時にこのような大事を行ってしまうことで、心身ともに疲れ切ってしまい、体調を崩したり、結果的に始めたことが上手く行かなかったりしてしまうのではないかと言われています。
つまり、厄年だから絶対にこれをしてはいけない、というのではなく、例年以上に厄年の期間中は自分の体調や社会的立場などをよく考慮しつつ、慎重に行う必要があるということです。
厄除けは必要?
さて、ここまでお話してきたことからすると、日常生活に気をつけていれば、厄除けは必ずしも行かなくてはならないものではありません。
しかし、全ての行事に通じることですが、「厄除けをしたから大丈夫」といういわばプラセボ効果というのは意外に侮れないものがあります。
厄除けをしたことで、厄のことを必要以上に気にすることなくいつも通りに過ごせて、結果的に仕事もプライベートも上手くいくのなら、それに越したことはありません。
逆に、厄除けをしなかったことが気になってしまうようなら、厄除けをした方が良いでしょう。しなかったことが気になって必要以上に萎縮して過ごしてしまうようでは、上手くいくものも上手くいかない可能性があるからです。
「厄年だから」「厄年でないから」ということが気になってしまうような人なら、厄除けをして一年間をスッキリとした気分で過ごす方がはるかに良いはずです。
厄除けの様子を紹介した動画です↓
千葉厄除け不動尊 お護摩祈願
厄年は怖くない!自分の体調や社会的責任を考え、慎重な判断を
今回の記事では、2018年の男性の厄年についてご紹介しました。
厄年は必要以上に怖がる必要もありませんが、古くから伝わってきた風習として、今一度自分の体調や、立場などを省みて生活の見直しをするのに適した時期であるとも言えます。
厄年に厄除けは絶対にしなくてはならないものではありませんが、一年間を穏やかな安らかな気持ちで過ごすことができるのなら、それは決して無駄ではないのです。
自分の信仰や体調などと相談し、自分なりの厄年との付き合い方を見つけていただければ幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。