ご存知でしたでしょうか?
熊本県の阿蘇地方に構える肥後国一の宮の阿蘇神社は日本中に450社ある阿蘇神社の総本社なのです。
熊本地震によって、境内の建物が甚大な被害を受け、楼門や拝殿が倒壊した事も最近では有名です。地震後の参拝がどのような状況になっているのかわからないと言う方も少なくはないですよね。確かに、今もまだ修復工事が進められている最中で、完全に復旧されたわけではありません。倒壊した拝殿は解体撤去され、拝殿の代わりに仮拝殿が用意されるなど、地震後もしっかりと参拝ができる様になっています。
今回の記事では、阿蘇神社のアクセス方法や特徴についてご紹介いたします。
関連記事:初詣のお参りの正しいやり方とは?おみくじを引いたあとはどうしたらいいの?
阿蘇神社へのアクセスについて
阿蘇神社はJR豊肥本線は宮地駅からはバスで5分、徒歩では15分程度で行くことができます。
自動車で向かう場合は九州道熊本ICから60分程度で行くことができます。新年早々に阿蘇神社へ向かいたいと言う方も居らっしゃるかと思いますが、その場合大晦日の午後11時から元旦の朝5時までは交通規制がされている為、通行には注意が必要です。
・住所
〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083
・拝観時間
2017年 | 12月31日 | 22:00~ |
2018年 | 1月1日~3日 | 8:00~21:00 |
1月4日~9日 | 9:00~16:00 | |
1月10日~31日 | 9:00~16:00
※土日に限り |
・駐車場の状況は?
阿蘇神社の駐車場は、神社の他のビッグネームに比べて神社内の駐車場は第2駐車場が30台、第3駐車場が40台と少なく、初詣の場合には、近くの駐車場が解放されます。
解放される駐車場は、
・熊本銀行12台
・肥後銀行20台
・宮地小学校70台
・中央有料駐車場84台
・阿蘇地域振興局80台
など周りの建物の駐車場が約700台分解放される予定です。
事前に駐車場の場所を確認しておくと良いでしょう。
阿蘇神社のおすすめポイント
阿蘇神社のおすすめと言うと、やはりその歴史が挙げられますね。
文化遺産とされる建物が多くあり、その歴史は7代目天皇の孝霊天皇と健磐龍命のこどもで阿蘇国造を命じられていた、速瓶玉命(はやみかたまのみこと)が両親を祀った事が起源とされています。
その為、建立は紀元前282年とされ約2,300年の歴史を有している神社です。
そんな歴史ある神社ですから、肥後国(熊本県)の一宮宮とされている由緒正しき神社でありながら、通常の神社と違い参道が、縦ではなく横に伸びている非常に珍しい神社なのです。
阿蘇神社の魅力は、歴史の他に神社を囲むように門前商店街がある事から、初詣と同時に食べ歩きもできる為、観光としての参拝も可能となっています。
参考:九州パワースポット巡り:熊本県阿蘇市 阿蘇神社
初詣は阿蘇神社の歴史と阿蘇のグルメを楽しんでみては?
今回の記事では、阿蘇神社のアクセス状況やおすすめポイントについてご紹介しました。
この様に阿蘇神社は、修復中とはいえ、歴史ある神社ですので趣があり、全国の阿蘇神社の総本社である阿蘇神社に行くと、歴史が語り掛けてくるような気さえします。また、紀元前の日本にもこれほどの建造物を作る技術があったのかと、驚かされる事でしょう。
また、阿蘇には多くのB級グルメや有名な阿蘇の赤牛を使用したグルメなどが多くありますので、初詣の後は阿蘇のグルメで舌鼓を打ってみてはどうでしょうか。
是非お正月は、非日常的な雰囲気を感じる事ができる阿蘇神社と阿蘇神社周辺に、古くからの日本人の心に触れ、大きなご利益を受け取りに出かけてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。