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2020年の干支は子年、どんな意味があるのでしょうか?

投稿日:2019年11月14日 更新日:

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年末が近づく干支の話題が増えてきます。

2020年の干支についても解説していきます。再掲ですが、干支といえば毎年年賀状を初めとしてその年を表す動物として古くから親しまれてきた考え方です。

もともとは古代中国で「十干十二支」という数え方が使われており、それが日本に伝わったものですね。

今でも「ひのえ・うま」などの迷信が残っているほど、広く浸透した考え方だったのです。

その数え方が、現在では親しみやすい動物になぞらえられた「十二支」の方で残っているのです。

今回の記事では、2020年の干支である子年(ねずみ)年について解説していきます。





2020年の干支は子年、どんな意味がある?

2020年の干支は子年、「子(ねずみ)」です。

干支の漢字が付けられている由来は、次の記事でも解説していますのでご参考ください。
そもそもは、季節によって移り変わる植物の変化・様子を表して漢字を当てたものだったのです。

関連記事:2019年の干支は亥年、どんな意味があるのでしょう?
関連記事:2018年の干支は戌年、どんな意味があるのでしょう?

古来から農耕時代は、いかに子孫を残していくかということにおいて、安定的に食物を収穫することはとても重要でした。

そのため、季節の移り変わりと植物の成長は密接に関係していて、とても身近なことでした。

やがて、これら植物の成長が動物に例えられるようになったのですね。

さらに、干支は本来十干という数詞と、十二支を組合せて表すものです。

十干は

・甲(きのえ)
・乙(きのと)
・丙(ひのえ)
・丁(ひのと)
・戊(つちのえ)
・己(つちのと) ← 2019年
・庚(かのえ)  ← 2020年
・辛(かのと)
・壬(みずのえ)
・癸(みずのと)

で表されます。

これは、中国の五行思想に基づき、「木・火・土・金・水」にそれぞれ「兄=え、陽の意味」「弟=と、陰の意味」を組み合わせたものです。

十干で言うと、2020年は「庚(かのえ・かのえ)」です。

つまり、

2020年はより正確に言うと「庚子(かのえ・ね)」の年ということになるのですね。

子年にはどんな意味がある?

子年には、十二支の中でも最初の年です。

また、動物のねずみのイメージから、ねずみ算式に…やねずみ講など1つのものから多くの生み出されるイメージがとても強く、

非常に生命力が強い動物でもあるため子宝に恵まれるというイメージや新たなチャレンジから大きな成果もたらすというような意味もありますね。

どんな環境でも生き抜くイメージのねずみですが、まさに寝ず身という当て字があるように家族のために粉骨砕身、一生懸命働いちゃうんですね。

なので”子孫繁栄の象徴”ともされています。

十二支の中で何番目?

子年は、さきほども触れましたが十二支の中で1番最初の年なのです!

1番となっている由来は、大昔に神様が干支の順番を決めることになった日にさかのぼります。

神様は、多くの動物たちに元旦に集合するように伝え、12番目までに到着した動物には1年の大将にするということになったのですね。

足の遅い牛は、用意周到に1番乗りしたのですが、なんと要領よく牛の頭に乗って到着したねずみがタッチの差で1番早く到着したことに由来すると言われています。

実はこんな逸話からも子年の人の容量の良さ、機転が利くヒミツが隠されているのかもしれませんネ。

2019年の亥年は終わりを迎えるというと寂しいイメージでしたが、前章でもお話したとおり、この終わりは実をつけ、種子を宿す終わりです。

つまり、次の始まりに向けて新たな第1歩を踏み出す年なんです。

なんだか、新しいことにチャレンジしなくてはならない気持ちになってきますね。

干支関連の記事で何度か触れていますが、干支は植物の成長サイクルを示していると言われています。

子:種子の中に新しい生命が生まれ始める ← 2020年
丑:芽が種子の中に出来るがまだ伸びない
寅:春が来て、植物が伸び始める
卯:植物が地面をおおうようになる
辰:植物の形が出来上がった
巳:植物の成長がピークに達した
午:成長がピークを過ぎ、衰え始める
未:果実が熟し、渋みができ始める
申:熟した実が固くなり始める
酉:熟した実がピークを迎える
戌:成熟を終え、枯れる
亥:新たな生命が種子の中に閉じ込められた状態

意外と十二支の読み方や順番について、?となってしまう方も多いかもしれません。過去にまとめた記事がありますのでご参考ください!
関連記事:【今さら聞けない】十二支の読み方と順番について解説。干支は日本だけではない!?





子年生まれの人の性格は?

子年の意味や由来について解説してきましたが、より身近なところで子年生まれの方はどんな性格、特徴をもっているか気になりますよね。
簡単に一般的に言われている長所と短所について解説します。

子年生まれの長所

要領が良く人付きあいが得意なので、人を自然と引きつけグループのまとめ役になるようなケースが多いようです。
また、上述しましたが”粉骨砕身”とあるように物事に一生懸命取り組む方が多く、どちらかというとマジメで几帳面な方が多いと言われています。

子年生まれの短所

人付き合いが良い反面、意思表示が苦手な人が多いという側面があるようです。
また、一生懸命取り組むあまり、方向性を間違えるとドツボにハマってしまうようなことがあるようです。

過去に子年ではどんな出来事があった?

過去の子年では、さてさて子孫繁栄につながるような出来事はあったのでしょうか…?

ざっと過去の子年の出来事を振り返ってみました。

日本の出来事を中心に世の中に影響を与えるようなものをピックアップしてみましたが、、なかなか都合よく新しいスタートを切って大きく成長するようなイベントはそれほどありませんでした。

やはり、干支の象徴的なイメージとは必ずしも関連せず、年を追うごとに世界の流れに影響を受ける出来事が多い印象ですね。

1936年 2・26事件
1948年 第1回NHKのど自慢スタート
プロ野球ナイター戦開始
1960年 池田内閣による所得倍増計画発表
1972年 沖縄の本土復帰、沖縄県へ
1984年 第1回新語・流行語大賞スタート
1996年 コギャルブーム
2008年 リーマンショックの余波で景気後退
2020年 東京オリンピック

 

子年は、新たな旅の始まりの年

今回の記事では、2020年の干支である子年の意味や由来、過去の子年はどんな出来事があったのか?ということについて解説、まとめました。

繰り返しになりますが、子年は、十二支の中で一番最初の年ですが、過去には○○だったのですね。

最初とは、物事の始まりということなのですが、一区切りついた成長から次の成長・目標に向けて新たに物事を始めることでもありますね。

何かを清算して、新たななスタートを切るための大切な1年といえるでしょう。

また、ねずみのイメージは子孫繁栄の象徴。

子年生まれの方は要領よく世間の荒波を乗り越えていく力を備えているからこと、次の世代に命の襷をつなぎ子孫繁栄へと導いていく存在なのかもしれません。

少し大げさな解釈を挟みましたが、子年生まれでない方も、これにちなんで、

・次の子年からの新たなスタートに向けこの機会に生活を見直したり
・ずっと迷っていたことがあれば、思いきって始める

といった準備をしてみてはいかがでしょうか!

来年の年賀状などのネタにも参考にしてくださいね。年賀状に関する記事はこちらを見てみていただけると幸いです!

関連記事:年賀状はいつまで投函すれば元旦に間に合う?
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