「ダイエットのためにスロージョギングを始めたのになかなか痩せない」と悩んでいませんか?
スロージョギングとは、ウォーキングとジョギングの中間で走る有酸素運動です。運動強度はやや弱めなので、「運動が苦手」という人でも取り入れやすい特徴があります。
運動が苦手な方でも手軽に実践できることで取り組みやすいのですが、昨今、ぜんぜん痩せない…とお悩みの方が増加中。
スロージョギングで痩せないのはなぜなのでしょうか?
実はちょっとしたことで、スロージョギングの効果を上げるコツがあるのです。それは、スロージョギング前の筋トレと継続期間にあります。
今回はスロージョギングで気をつけるポイントと効果を上げるための方法についてコンパクトに解説します。
目次
そのスロージョギングでは痩せないかも!?気を付けるべきポイント
これを言ってしますと身も蓋もないところではありますが、事実として受け止めましょう。
実は、スロージョギングはカロリーの消費が少ないのです。
ということは、劇的に痩せる!ということは期待できないということなのです。痩せるためには、カロリーの消費と同時にカロリーの摂取を減らすことをしなければならないなのです。
参考として、例をあげて解説しますと納得です。
体重50kgの人がスロージョギング60分を行った場合、カロリー消費量は約200kcal程度の消費します。
体重1kg消費するために必要なカロリーは7000kcalと言われています。
このため、1kgの減量には、1時間のスロージョギングを35回行う必要。
仮に週1回のスロージョギングを行うとした場合では、約半年近く行わなければ、体重を1kg減らすことができない計算となるんですね。
このため、スロージョギングだけで痩せるという事はほとんどありません。痩せるためには、「カロリー消費を増やすと同時にカロリー摂取を減らすこと」が必要です。
スロージョギングで効果を上げるために必要なことは?
「スロージョギングを始めたけど、なかなか痩せない」という人は、食生活の見直しとスロージョギング前の準備を工夫しましょう。
食生活の見直し
消費するカロリー以上に取得するカロリーが多いことが考えられます。
お菓子やお酒など、高カロリーの食べ物や飲み物を摂取していないかをまずは食生活を見直しましょう。
デスクワークが多い方は、ついついお菓子などの間食をしていないか。
主婦、在宅ワークの方は休憩の合間にTVを観ながら何かつまんでいないか。
このあたりを注意してみましょう。
スロージョギング前の1工夫
スロージョギングの前に1工夫いれると効果的です。それぞれ参考になる動画を紹介しています。
サクッと見れますので、ぜひスロージョギング前にお試しください!
・スクワット
<【10分】世界一痩せるスクワット!>
・レッグレイズ
<下腹部を鍛えるレッグレイズ/基本と負荷軽減及び腰への負担軽減について>
上記2つの筋トレを取り入れると大きく効果が変わってきます。
筋トレを事前にしておくことで、次の2つのメリットがあります。
1.有酸素運動の2倍のカロリーを消費
2.基礎代謝が向上していく
スロージョギングを行う前に最低でも20分程度の筋トレを行うことで、基礎代謝が上がった状態で始められます。
それにより、効率的にカロリーを消費することができます。
効果が出るまでの目安の期間は?
スロージョギングと筋トレを組み合わせで効果が目に見えて現れるには、どれくらいの期間が必要でしょうか?
ズバリ、「3カ月間の継続」が必要です。
なぜかと言うと、身体が変化を受け入れるためには3カ月ほどかかるためです。
運動を始めたことで急激にカロリーを消費すると、身体がその変化についていけず、変化自体を拒否します。
「運動を始めたのになかなか痩せない」理由の1つにこういったことが考えられます。しかし、3カ月ほど経つと、身体も変化を受け入れるようになります。
まずは3カ月間を目標に続けてみましょう!
まとめ
今回の記事では、スロージョギングを活用して上手に痩せるために必要なことを解説しました。
今回解説した内容をまとめておきます。
・スロージョギングだけではカロリー消費量が意外と少ないため、実際にはなかなか痩せない。
・スロージョギングの前に筋トレを行うことで基礎代謝を上げ、カロリーを効率的に消費することができる。
・見た目の変化が現れるまでには3カ月ほどかかる。
痩せないとお悩みの方は、スロージョギング前に筋トレを取り入れることと最低限、3か月は歯を食いしばって継続してみましょう。
必ず、効果を実感できるでしょう、ぜひお試しください!