社会人も長く勤めている方だと何かと歓送迎会を参加することが多いのではないでしょうか。
さらに所属する組織の中でも年次が上になってくると、歓送迎会で何かと挨拶を迫られることも多いはず。
会社の文化や風土によって歓送迎会のしきたりは異なっていると思いますが、基本的な段取りを押さえておくに越したことはありませんよね。
キャラで押し通すほど個性が突き抜けている方は別として、今回の記事では「送別会」の1次会を締める際の挨拶、段取りについて紹介します。
送別会の挨拶は中締め
送別会は一般に名残惜しい時間が続くので、一般的には1次会で終わることはまれで2次会と会が続いていくことが多いですよね。
しかし、えらい方や送別の挨拶をされる方などは1次会で帰るケースが多いため、そのタイミングで送別の挨拶で締めを依頼されることが多いんです。
一次会の締めとしては、いわゆる区切りをつける「中締めの挨拶」を行うんですね。
2次会へと会は続くのであまり長くなりすぎないことを意識して話すことがベターです。
中締めの内容としては、万歳三唱をするなんてこともあったりしますが、簡潔にまとめて労いの言葉を贈りましょう。
挨拶のポイント
同僚の送別会の場合のポイントは、次の通り。
1.簡単な自己紹介
2.出席者へのお礼
3.退職者(同僚)への激励の言葉
4.三本締め(汗) ← ここは任意ですね。
という「The 社会人!」といった印象ですが、以上のような流れです。
場合により「3」と「4」の間で、花束贈呈のシーンなどが入ったりします。
1~3までを大体3分~5分程度で簡潔に話せるとかなりの実力者とみらるかもしれません。
「3」の部分では、これまでの仕事のハイライトを労いとともに紹介し、次の職場への激励の言葉で締める流れを予めしたためておくと良いでしょう。
締めを何本締めにするか
いわゆる手締めで何本たたくか、ということです。
いくつかのパターンがあります。意外と一本締めと一丁締めを混同されている方が多い印象。実は違うんですね。
「三本締め」の場合、
いよーお、パパパン、パパパン、パパパン、パン! × 3回
「一本締め」の場合、
いよーお、パパパン、パパパン、パパパン、パン! × 1回
「一丁締め」の場合
いよーお、パン!
「4」については、最近ではスッキリ感もあり1本締め、1丁締で締めるケースが多いです。
まとめ
今回の記事では、同僚の送別会に呼ばれ締めの挨拶を任された場合に、どのような流れで進めればよいか、という点についてご紹介しました。
ポイントをまとめると、
・送別会での退職者への挨拶は、いわゆる「中締め挨拶」という位置づけ
・「中締め挨拶」はコンパクトが一番!
・自己紹介 ->出席者へのお礼 ->退職者への激励 ->N本締め
となります。
年末や年度末、人事異動が多い季節に是非ご参考くださいね!