朝の通勤に銀座線の新橋駅を毎日利用していますが、
あまりの混雑に遂に記事にしました。
幸いピーク時のど真ん中を利用することは、
それほど多くは無いのですが、この異常な光景・状況は
一見の価値があります。
改札前からプラットフォームに降りて乗車するまで、
朝の混雑ピーク時とオフピーク時と比べるとおおよそ2倍の時間がかかります。
(乗車位置によって多少の変動はあります)
混雑の状況、なぜ発生するのか。
改善することはできないのか。
掘り下げてみましたのでご紹介したいと思います。
新入社員、転勤されてきた方などご参考いただければ幸いです。
参考記事)勝どき駅の混雑記事はこちら
目次
銀座線新橋駅はなぜ混雑するのか
新橋といえば、サラリーマンの街というイメージが強いですね。それがそのまま、駅もなんとなく混んでいそうというイメージにも
直結するのかもしれません。
実際、新橋駅は多数の路線が集まりますし、
交通の要所として歴史も古いですね。
路線の開通は1927年です。
経由する路線をピックアップしてみると、、これだけの路線がありますね。
・JR山手線
・JR京浜東北線
・JR横須賀線
・JR東海道線
・都営浅草線新橋駅
少し足を伸ばすと、、さらに3駅ほどあります。
・大江戸線汐留駅
・都営三田線線内幸町駅
・ゆりかもめ新橋駅
最近では、上野東京ラインが通るようになっていますので、
それだけ乗降客が多いので、必然的に駅構内も混雑します。
こういったベースがありつつ、朝の通勤ラッシュでさらに
人が倍増します。
朝の混雑はどんな状況なのか?
ラッシュ時の混雑は、改札(入口付近)~プラットフォームへ続いています。
まず、改札へ近づくと
改札に入れない人が溢れている状況を目の当たりにします。
初めて見た人は、おそらく人身事故でもあったのだろうと
確実に思うと思いますが、平常運転です。
渋谷方面が混雑の極みですが、
3~5本を見送らないと、プラットフォームへはたどり着くことが
できません。
新入社員、就活生はぜひ気を付けていただきたいです。
こういった待ち時間が、地味に通勤時間が延びてしまう原因の1つですね。
プラットフォームまでの流れです。
1.改札
改札の近くから改札内までに約1~2分かかります。
通常5秒程度のところです。
2.構内
改札内に入ると既に中に人だかりができています。
プラットフォームへ降りる階段に既に出来ている長蛇の列の最後尾に加わります。
ここで5分前後かかります。
だいたい2~3本見送ります。
エレベーターもありますが、ラッシュ時は利用したことが無いのですが、
見たところ2回は見送っていから乗れる感じでしょうか。
3.プラットフォーム
プラットフォームにつくと、
とにかく狭いフォーム上で、乗降口に並びます。
ここもたどり着いて1本は見送らないと乗れません。
ここでだいたい3分前後かかります。
朝のラッシュ時の7時台は、約2分おきに25本走っています。
改札付近から電車に乗るまでの時間を見送る本数でまとめると、
改札で2本、構内で3本、プラットフォームで1本と仮定すると、
単純に計算すると約12分経過しますが、それにパッファをみて
15分といったところですね。
改札にたどり着いてから電車に乗るまで約15分を見込んでおく
必要があります。
ラッシュ外の時間帯だと、プラットフォームまで徒歩で歩く分の
時間で約2分程度、電車を1本見送ったとして2~5分ということで
約7分。
と冷静に計算すると、
朝のピーク時は通常時の2倍程度の時間がかかる程度、というと
数字上は大したことないような錯覚を覚えますね。
混雑時に乗るときの心理は、とても大したことないようには
思えないから不思議です。
混雑の原因は一体何なのか?
乗降客の多い駅は、他にも沢山ありますが銀座線ならではの原因が2つあります。
車両大きさの問題
車両の大きさは銀座線が開通する際の需要予測を把握して、それに見合うサイズにしたという経緯がありました。
開業当時の1927年は、
日本経済の先行き不透明感が多分にあり、
予測としては控えめだったこともあったのでしょうか。
結局は、杞憂となり高度経済成長期を迎え、
日本経済は大きく発展することになります。
それに伴い乗降客も増えて、利便性に影響が出ているというところでしょう。
車両の数の問題
銀座線(丸の内線も)は6両の編成になっています。例えば、日比谷線や大江戸線は8両の編成ですが、
輸送能力は他の路線と比べ見劣りします。
また、プラットフォームもその分短くなるため
乗降客が増える時間帯は、必然的に混雑が酷くなってしまう
図式になっています。
ちなみに、丸の内線の車両サイズはほぼ同じという事実は
あまり知られていませんが、丸の内線は混雑が酷すぎる!
と感じることはあまりないような気がします。
混雑解消への対策
なんと調べたところ、大規模改良を予定しています。ポスターが貼ってありました!

内容はというと、次のものでした。
・渋谷駅方面行ほーむを延伸
・エスカレータを再設置
・階段を再設置
・エレベーターの再設置
気になる工期は、
平成28年8月~平成34年6月
ということで完成するころは、新橋駅を利用していない可能性もあって
微妙です…が、期待大ですね!
銀座線リニューアル
もともとは銀座線全体のリニューアル計画が進行中で、ポータルサイトで随時トピックや工事進捗の情報配信をされています。
銀座線リニューアルポータルサイトはコチラ
「伝統 X 先端の融合」をテーマに使いやすさを追求することが
テーマになっており、6つの計画を進行中です。
1.5つのエリア毎の全駅改装
2.ホームドアの設置
3.新型車両の導入(全40編成)
4.渋谷駅の移設工事
5.新橋駅の大規模改良
6.地下鉄開通90周年を記念した各種イベント等の実施
新橋駅の工事はその一環となっている、ということですね!
まとめ
今回の記事では、銀座線新橋駅の朝の混雑について、どのような状況なのかをご紹介しました。
都内に住んで長い方はおなじみの風景かもしれませんが、
地方から上京した方などはカルチャーショックを受けるかもしれません。
普段よりも時間がかかってしまいますので、
前もって余裕を見て行動する、ということが何より1番です。
また、銀座線全体に言えますが混雑解消に向けた工事計画も着々と
進められています。
新橋駅をご利用されているビジネスパーソンの方、期待して待ちましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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