母の日は、いつも頑張ってくれているお母さんに感謝する日ですね!カーネーションなどのお花を贈ったり、この日だけは仕事や家事の手を休めてもらい、家族で手伝いをする、などといった日として知られています。
この母の日は、毎年5月の第2日曜日と決まっています。
母の日がこの日に決まった由来は、あるアメリカの女性によるものだと言われています。
今回の記事では、2018年の母の日の日程と母の日の詳しい意味や由来についてご紹介します。
母の日、2018年はいつ?
母の日は毎年5月の第2日曜日と決まっているため、年によって日にちが異なるんですね。
2018年の母の日は5月13日(日)です。
普段、奥様やお母さんに感謝の意をなかなか伝える機会のない人でも、この日にはぜひ、お花やプレゼントを贈ったり、言葉やお手伝いなどをして、感謝の気持ちを伝えましょう!
母の日の意味と由来は?
続いて、母の日が5月の第2日曜日になった理由や由来についてご紹介します。
母の日の原型
母の日の風習は、アメリカで生まれました。
1905年5月9日、ウェストヴァージニア州のアンナ・ジャービスという少女が、母親を失くしたことに由来します。
この母親、アン・ジャービスさんは、地域の医療活動に貢献しようと、ボランティア活動を行う組織「Mothers Day Work Club」に属していたのです。当時、アメリカは南北戦争(1861年~1865年)の真っ最中でした。
ウェストヴァージニア州は、北軍と南軍両方の駐屯地だったのです。そこで、アン・ジャービスさんのボランティア組織は、北軍南軍の区別なく、負傷兵の病気やケガ、衛生状態の改善に務めました。
そんな偉大な母親を敬う気持ちを母の死後も残しておきたいという願いから、アンナ・ジャービスさんは母の死から二年後の1907年5月12日に、アン・ジャービスさんを追悼する会を教会で行い、この時に母の好きだった白いカーネーションを配ったのです。これが、母の日にカーネーションを贈るようになった由来です。
つまり、もともと亡くなられたお母様に贈られたものだったからこそ、白いカーネーションは今でも「亡くなられたお母様に捧げる花」という意味が残っているのですね。
関連記事:母の日に贈るおすすめのお花5選!
母の日の制定
このアンナ・ジャービスさんの活動は次第にアメリカ全土に広まって行きました。
やがて当時の大統領であるウィルソン氏が、1914年に「5月の第2日曜日を母の日とする」と制定するに至りました。
日本では、1915年に教会で行われたのが始まりで、一般的には森永製菓が1937年に告知したことで大きく広まったと言われています。
母の日は、お母さんを敬う日。この機会に、親孝行しましょう!
今回の記事では、母の日の由来や意味についてご紹介しました。
母の日の由来をひも解くとアン・ジャービスさんが偉大な母であったことが伺いしれますね。
しかし、多かれ少なかれ、お母さんというのは誰にとっても偉大な存在。子供を育て、家族の健康に気を配り、いつも見守ってくれるそんな温かさに、私たちは子供の時からずっと守られて生きているのです。
ぜひ、日頃の感謝を形として伝えるためにも、母の日にプレゼントをしてみてはいかがでしょうか!