世間的に有名人は、あだ名をつけられることが多いですがサッカー選手もその宿命から避けられませんね。
かっこよいあだ名、ダサいあだ名、面白いあだ名、本当にいろいろあります。
一方、あだ名をつけられるということは、何らかその人に対して
・評価されている
・認識されている、
ということの裏返しでもありますが、ネット上で命名されるあだ名はどれもクスっと思わず笑ってしまうものが多いです。
今回の記事では、サッカー選手のあだ名について様々ありますがご紹介してみます。
仕事の間の立ち話、飲み会での小ネタとしてどうぞ!
面白いあだ名
あだ名は、世間で一般的なもの、ネットスラング的なもの様々ですが、最近の選手を中心にネット上でつけられたあだ名をずらーっと並べてみました。
選手のプレースタイルやプレーしていたリーグから生まれるネーミングはどれもユニークですね。
引用サイト -サッカーネット用語辞典–
日本人選手
名前 | あだ名 | 由来 |
高原直泰 | スシボンバー | ドイス、ハングルガーSVで活躍していた時代に、欧州で流行っていたスシと日本人をかけて、ゴールを量産しつつあったところでついたあだ名。欧州では何かとスシを掛け合わせることが多い模様。当時、ドイツブンデスリーガでは奥寺氏以降に活躍した選手が居なく、高原選手の活躍は日本中のサッカーファンを魅了していた。 |
ターク・ハル | 遡ることドイツW杯の3次予選の対バーレーン戦での出来事が由来している。あまりにプレーが酷かったため、もはやバーレーンの鉄壁DFではないか!?とネット上で盛り上がり、うまれたあだ名がターク・ハルであった。選手としてのピークが少し短かったのが残念。 | |
岡崎慎司 | ヘアレス | ウルグアイ代表の点取り屋FWのスアレスと、近年頭部の髪の毛が薄くなってきたことを示す意味合いをうまくMIXさせてネットで浸透している呼び名である。ちなみにスアレス選手は、DFにかみついたりとこちらもネタに事欠かない選手である。 |
香川真司 | 車掌 | イングランドはマンチェスター・ユナイテッドに所属していた時代に、ピッチ上で他の選手にボールのパスの出しどころ車掌のごとく指差し確認するかの如くふるまっていたことが由来。選手としてはピーク時にモイモイと出会ってしまったことが悔やまれる。 |
鈴木隆行 | 師匠 | もともとは小野伸二選手がプライベート?で師匠と呼んでいたことが発端だが、あまりに試合でゴールを決められない鈴木選手を指して、「ノーゴール師匠」とネット上で呼ばれはじめた。これが定着して「師匠=長く点とれないFW」として一般化するに至った。また、師匠と呼ばれるFWは時に貴重なゴールを決めることがあり、呼ばれる選考基準は実は厳しいかもしれない。海外選手でもトーレス師匠などは有名である。 |
本田圭祐 | △ | もともとは「本田さんかっこいい」とネット上で多く書き込まれていたが、徐々に短縮され「本田三角形」から「本田△」。最終系として「△」に至った。貴重なゴールやアシストを決めた時や、ならではのコメントが出された時などに、ネット上で「△」の書き込みが量産されている。「あえてね」という言い回しは△の代名詞になっているといっても過言ではない。 |
エアーK | CSKAモスクワ時代に定着したあだ名である。当時は、活躍するもCSKAモスクワから欧州檜舞台の3大リーグへ返り咲くのは非常に難しい状態で半ば幽閉されていた。そんな中、毎シーズン後半になると△のビッグクラブへの移籍報道が巻き起こり、最終的には実現せず終わるということが幾度となく繰り広げられ、そこから空移籍ということでエアーと、当時プロテニスプレーヤーの錦織選手のプレイスタイルの代名詞「エアケイ」と△の圭祐を組み合わせ、「エアーK」が誕生した。 | |
中村俊輔 | 茸 | ヘアスタイルが由来となっているが、横浜・F・マリノス(当時は横浜マリノス)へ入団する際に、キノコ頭のような髪型をしていたため、茸と呼ばれるようになってしまった。この髪型は高校生時代も変わらずで、イタリアのレッジーナへ移籍したあたりから、少し変化を付けてきた。どんなに汗をかいても前髪を書き上げるシーンは無く、ファンの間ではオデコに何か隠されているのではないかと邪推する人がいるとかいないとか。 |
柳沢敦 | QBK | ドイツW杯のクロアチア戦で爆誕した。柳沢選手の足元に触ればゴール間違いなしのクロスが来たときに、なぜかアウトサイドで難易度の高いシュートをしてしまい、ゴールマウス枠外に大きく外れてしまった。ゲーム終了後に、この時の出来事を指して当人は「急にボールが来たので」とコメントされた。FWのコメントとしては想定外であったことや、略語が好きなネットの住人は、これを略して「QBK」とネーミングするに至った。 |
ヘナギサイクロン | 2003年の日本代表とセネガル戦の一線で起きた出来事が由来である。中田ヒデ選手から絶好のパスをフリーで受けた柳沢選手が、ダイレクトで放ったシュートが、見た人全員がなぜっ!?と目を疑った。そのシュートが真上に高々と上がったからだ。これはキャプテン翼の翼くんの必殺シュート「サイクロン」とまったく同じ状況だったため、もじってヘナギサイクロンが誕生した。高校時代からズバ抜けた得点力を誇った柳沢選手だが、晩年は不名誉なあだ名がついてしまったことは同時代にサッカーをしていた自分としては少し残念。 | |
中田英寿 | 旅人 | サッカー選手を引退後、自分探しの旅に出るというコメントをされており、実際、サッカーをコミュニケーションツールとして世界中を周っていることから「旅人」とネット上で評されることがある。自分の理想像、そして安住の地は見つかったのだろうか、日本のサッカーファンは皆気がかりなはず。いまだ日本サッカー界の発展に寄与することを望むファンは多い。 |
闘莉王 | 釣男 | トゥーリオのアルファベット表記が日本語化したもの。Tulioが「つりお」となり、「釣男」に落ち着いた。その他、髪型から不名誉なあだ名がつけられているが、ここでは割愛したい。 |
カレン・ロバート | ボビ | 海外ではロバートの愛称はボビーと相場が決まっているようで、自身もボビさんとブログのタイトルにつけている。ボビさんはいずこに…。 |
柿谷曜一朗 | ジーニアス | 柿谷選手がU-17の世界大会で決めたゴールが衝撃的過ぎて、それに感銘を受けたスポーツライターの金子達仁氏がコラムのポエムで書いてしまったジニアスという表現に由来している。当時は香川真司選手を凌ぐほどの有名選手だった。最近では、欧州の舞台からJリーグへ復帰し、少し話題が減ってしまったところだが、奮起を期待したいですね。 |
海外選手
名前 | あだ名 | 由来 |
イニエスタ | イエニスタ | ヴィッセル神戸に新加入が決まったスペインの超一流選手、アンドレイ・イニエスタ選手!その昔、某お笑い芸人の方が勘違いして連呼していたと言われる「イエニスタ」。サッカー芸人を自認しているだけにそっとしておきた過去かも!? |
ベンゼマ | おにぎり | ベンゼマ選手の髪型に由来しているが、以前にウィキペディアでベンゼマ選手の画像が「おにぎり」変更される事件があり、それが決定打となったというまことしやかなうわさもある。 |
最高のベンゼマ | 鳴り物入りでR・マドリートに移籍してきた09-10シーズは期待外れに終わり、翌シーズンの意気込みを会見でコメントしときに爆誕した。「ファンに最高のベンゼマを披露することを約束する…中略」ここから、ごろの良い「最高のベンゼマ」がクローズアップされ、定着するに至った。なお、亜種として「本当のベンゼマ」もある。 | |
F・トーレス | 師匠 | 鳥栖への移籍が決まり何かと話題を振りまいていますね!ノーゴール師匠の海外版。スペイン代表として長くFWを務めた実績充分の選手だが、イングランドはチェルシーに移籍後、10試合目にしてようやく初ゴールを決めたことが由来となっている。しかし、貴重なゴールを決めることや、なぜか突然絶好の場所に現れてゴールを決める、神出鬼没なプレーもある。 |
ギュンドアン | 牛丼 | ドイツのドルトムント時代は、香川真司選手ともチームメートであったギュンドアン選手。名前を単純にもじった例。2015年に来日時に、ニコ生の放送で牛丼を食するという名シーンが生まれた。親日なのでしょうか。ほっこりしたファンが続出しました。 |
番外
名前 | あだ名 | 由来 |
サー・アレックス・ファーガソン | ガム爺 | 言わずと知れた元マンチェースター・ユナイテッドの名監督。名だたる名選手を指揮し、何度も黄金期を築いた。采配中にモグモグと激しくガムを噛む様からネット上では、ガム爺と命名されてしまった。アゴの筋肉は相当発達しているに違いありませんね。笑。 |
デイヴィット・モイーズ | モイモイ | モイモイと呼ばれてしまった原因は実は定かではないが、香川真司選手がマンチェースターUに所属時に、ガム爺ことファーガソン監督の後任として指揮を執り始めたが、香川選手の扱いがイマイチすぎることからネット上で、モイモイとなぜか呼ばれるに至ったと言われている。個人的にはホッコリするフレーズ。 |
サッカー選手の実際のプレーを観たいですよね
サッカー先週の面白いあだ名を紹介してきましたが、やっぱり実際のプレーを観たいですよね。
上述した選手の多くが引退してしまっていますが、Jリーグをはじめ海外リーグは注目選手が続出しています。
地上波ではなかなかそのプレーを見ることができなくて寂しい思いですが、自分はDAZN(ダゾーン)で注目選手や注目チームを定期的にチェックしています!
見逃し配信という後から1試合丸ごとみられる仕組みを利用して、空いた時間にゆっくり観ています。
月額1,925円(ドコモユーザーはナント1,078円)で、ケーブルTVなどで中途半端に放映されているものよりもスポーツ、サッカーに絞ってみるにはなかなかベターかなと思います。
まとめ
今回、ネット上で面白おかしく表現されたサッカー選手のあだ名を紹介しました。
その由来を知ると、当の選手は本気でプレーしていますが時に摩訶不思議な出来事が起き、それがうまく言葉となって表現されて、観るものを違った意味で楽しませていますね。
調べた結果、あまりかっこよいあだ名は無いですね(笑)。
海外選手についてはあまり拾えませんでしたが、折を見て更新していきたいと思います。
繰り返しますが、雑談時で困った時のネタとしてぜひ活用ください!