サッカー日本代表で2人の久保選手がいま注目株。そのわけは？

2017年、日本サッカー界では2人の久保選手が世界から注目を集めていますね。

ベルギーはKAAヘント所属の久保裕也選手と、
FC東京の久保建英選手です。

注目度は甲乙つけがたいので年齢の上の順から触れています！

サッカー日本代表も本田選手、長友選手といったベテラン選手から
世代交代が進む中、久保裕也選手が徐々にその才能を発揮し始め
極光を浴びています。

KAAヘント所属の久保選手は、既に日本代表（A代表）にも選出され、
最近は目覚ましい活躍をされていますね。
(今日のイラク戦では残念ながら不発でした…)

一方の、FC東京所属の久保選手は、
U-20日本代表への飛び級選出で、
試合の行方を左右するキーマンとして活躍中です。

さて、2人がどのようなキャリアを歩んできたかを掘り下げてみます。

KAAヘント久保選手

のプロフィール

名前：久保裕也（くぼ ゆうや）
生年月日：1993年12月24日
出身：山口県山口市
身長：178cm
体重：72kg
ポジション：FW MF
所属チーム：KAAヘント（ベルギー）

キャリアは？

2011年の京都サンガFCでのデビュー後は順調にキャリアを積み、
20歳そこそこであっとういうまに国外へ出てしまった印象がありますね。
まだ23歳ですから今後の活躍が大いに期待されます。

これまでのキャリアを簡単に整理するとクラブとしては、
3つ目に在籍中です。

2011―2013 京都サンガ
66試合出場(18得点)

2013―2016 BSCヤングボーイズ
104試合出場(26得点)

2017- KAAヘント
7試合出場(5得点)　※2017年5月30日時点

現所属クラブヘントでも良い買い物だったと高く評価されており、
中堅～上位リーグへのステップアップを期待されています。

何が一体スゴイのか？

久保選手のスゴさは、ズバリシュートのうまさと言われています。
過去の日本人FWと比較して特に次の点についての評価が高いと言われています。

・精度の高いシュート（枠を外さない）

・シュートレンジの広さ（角度、距離）

・左右両方で同じようにシュートできる

直近でのワールドカップ3次予選のUAE戦での角度のないところからの先制ゴールは、
まさに真骨頂で、久保選手のシュート能力の高さが凝縮された1ゴールと言えるでしょう。

昨今、国際部隊で活躍できるFWがなかなか出ず、
決定力不足が叫ばれていましたが、
久保選手がこの悪評を払拭してくれるはずです！

FC東京所属久保建英選手

プロフィール

名前：久保建英（くぼたけふさ）
生年月日：2001年6月4日
出身：神奈川県川崎市
身長：170cm
体重：63kg
利き足：左
現所属：FC東京

キャリアは？

若干15歳のFC東京所属の久保建英選手ですが、
あまりにメディアで注目を浴びすぎていて、
もうずいぶん活躍している錯覚に陥ります。

FCバルセロナのカンテラを経験している選手として、
世界的に注目を浴びている選手として有名ですが、
2015年に帰国し、FC東京に所属し活躍中です。

何がスゴイ？

既に様々に能力の高さを評価する声が聞こえていますが、
中でも状況判断の良さが際立っていること、
これが久保選手の最大のストロングポイントと言われています。

どういうことでしょうか？

サッカーというスポーツは、1度たりとも同じ状況はなく、
刻一刻と状況が変わります。
その中で、適切にボールをキープし、

ドリブルなのか。
パスなのか。
シュートなのか。

を瞬時に判断しなければならないスポーツです。
久保選手は、
適切な状況で適切にボールをコントロールすることができる、
ということなのです。

まとめ

久保という苗字で括ってみましたが、
FWとMFで世界基準の選手が順調に成長してきていてうれしい限りです。

もちろん、欧州で活躍されている他の日本人選手にも期待していますが、
日本人選手の長年の課題だった
・FWの決定力
・巧みなゲームコントロールができるMF
の存在が渇望されていました。

この2つのピースを埋める選手として、今後もより一層注目していきたいところです。

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