みなさん、最近タクシーはよく利用されてますでしょうか。
私は自家用車を所有していないので、利用シーンは限定されてますが、
月に3~5回程度利用しています。
具体的には、最寄り駅から自宅までの利用で、
週末など出かけた帰りが多いのですが、子供が一緒ということや
荷物が多くなったときなどやはり、タクシーが便利なのと1メーターで
自宅まで行けるという点から利用しています。
さて、今日妻と話しをしていた時にひょんなことから
東京都内限定でタクシー初乗り料金が410円になるみたいと聞き、
それは便利だねぇ、神奈川でも展開して欲しいけどどうなんだろう、
と気になり掘り下げてみることにしました。
なぜ410円に?
現在、東京23区と一部の地域(神奈川もそうですが)は、
「2キロ730円」の初乗り料金になっています。
これを都内で1/30から「1キロ強で410円」に改定されたとのことです!
ビジネスではタクシーを利用するシーンがほぼ無く、
まったく気づきませんでした。
国際的にみると、割高と言われている初乗り料金が安くなるのは
有難いですよね。
1キロ強ですが、本当に近場へちょい乗りするときの利用を喚起、
それから訪日外国人の増加に伴う対応が目的と言われています。
加算運賃はどうなってるの?
いわゆる1メーター料金が変わったので、その後の走行距離による
加算の体系も変わります。
1052mまでが410円
237mごとに80円加算
なので、約2kmの走行距離では現行の初乗り運賃と同額の730円になる計算。
近距離は割安感はありますが、日本交通によると長距離を利用する場合には
値上がりとなるケースがあると説明されています。
計算した例がありましたが、確かに微増ですね。
9㎞の場合、2980円->3130円(150円+)
15kmの場合、4960円->5130円(170円+)
30kmの場合、9730円->10250円(520円+)
全国に展開されるのでしょうか
以前、ワンコイン(500円)タクシーなど話題に挙がりましたが、
いつのまにか見なくなってしまった感がありますね。
現時点での各都道府県の運賃表は、
こちらのtaxidekoのサイトで確認できます。
神奈川県は当面変化無さそうですね。
主要都市の初乗り
主要としての初乗り料金は今のところ次の通りです。
改めてみると、名古屋が初乗りはかなりリーズナブルだったということに
気づきました。
地域経済との兼ね合いで決められるのかもしれませんが、
こうして一覧すると微妙な違いがあり、面白いですね。
地域 | 初乗り料金 |
札幌 | 670円 |
仙台 | 670円 |
神奈川・千葉・埼玉 | 730円 |
東京都内 | 410円 |
名古屋 | 450円 |
大阪 | 660円 |
福岡 | 580円 |
那覇 | 550円 |
まとめ
東京都内の初乗り料金の引き下げについてご紹介してきました。
まだ試験運用中という状況かもしれませんが、
地元の駅でのちょいのりが多い自分にとっては、
ぜひ全国展開して普及してほしいと思いますね。
ただ、初乗り運賃利用だとタクシー運転手さんの扱いが雑になったり、
地元のタクシー運転手さんは態度が不遜だったり、とそういった部分、
タクシー会社さんが積極的に改善してもらえると
今よりももっと利用しやすくなるのではないかと考えます。
以上、今後の展開が楽しみな事案でした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。