若者の車離れと言われる昨今ですが、
皆さん車の運転は毎日されていますでしょうか?
若者に限らず免許を習得してこれまで一度も乗っていないという方も
居らっしゃるのではないでしょうか。
確かに最近は、交通機関の発達によって自分で運転をしなくても
都会では好きなところへどこへでも行けてしまうわけですから、
車離れという状況にならざるおえないのかもしれません。
また、免許証も身分証明以外の使い方をしたことが無いなんて人も
少なくないのではないでしょうか。
しかし、運転はしばらくしていないと感覚がなまってしまい、いわゆるペーパードライバー状態になってしまったりします。
例えば、久しぶりに田舎へ帰省した際や転勤による引越しなどなど、
突然に運転の必要に迫られる方も意外と多く、なかなかペーパードライバーを克服できないという声も多く聞きます。
今回の記事では、必要に迫られつつもペーパードライバーを克服できなかった方向けに、
簡単にしかも安心して車が運転できる方法をご紹介します。
目次
ペーパードライバーの克服で教習所は効果的?
ペーパードライバーの方が運転をしたいと思った時にまず初めに思い浮かぶのが、
自動車教習所のペーパードライバー向けの教習ではないでしょうか。
この教習所での練習は実は本当に基礎的な事しか教えてはくれません。
しかも、実際に自分で車を運転する際には、
教官を乗せて走るわけではない為、ほんの気休め程度にしかならないのです。
ともすると、余計に苦手意識が強まってしまう可能性すらあります。
ですので、教習所へ練習に行くよりも、
自分で練習する方がまだ自信は付きますし効果的なのです!
ペーパードライバーを一人で練習する時の工夫!
いざドライブの練習をするにしても、多くの人は一人でドキドキしながら練習することが多いでしょう。
そんな時にちょっとした工夫で上達するポイントについて解説しています。
車に目印を見つける
車に目印があれば運転しやすいと思いませんか?
これが実は効果的なのです!
例えば、
暫く運転をしていなかった場合に自信が無いと皆さん口をそろえるのが、
一般的に死角が多くなってしまうバックや左折ですよね。
最近はバックモニターという便利な物が登場しましたから、
あまりバックが怖いという方は見かけなくなりましたが、
今から運転する車にバックモニターが付いていない可能性だって十分に考えられます。
左折の場合も、
コーナーカメラなる物が車種によってはありますので、
怖くないかもしれませんが、100%ついてはいませんよね。
右折と違い左折やバックは目で確認する事が出来ない為、
感覚に頼らざるを得ない状況です。
しかし、常に運転している方でもぶつけてしまう事のある左折やバックですから、
ペーパードライバーにとっては鬼門ともいえるものではないでしょうか。
そこで、仮にバックや左折をする際に
ハンドルを切る位置が分かるような目印が有ったらペーパードライバーの方でも
安心して運転できますよね。
しかし、いくら目印があった方が運転しやすいからと言っても、
目印をつけてしまうと格好悪いですよね。
実は、取り着けなくてもしっかりと目印になる物が車には取り付けられているのです。
例えば、
・フロントのウィンドウウォッシャー液の吹き出し口
・リアドアのドアノブ
・リアクオーターガラスの淵
等々、絶対に動く事のない物が目印として利用できるのです。
例えば、ご家族でも良いですので、駐車場などの白線を利用して、
白線の上にタイヤが重なる位置を誘導してもらい合わせます。
その時に斜め前方に見えている部品で白線に掛かっている部分を見つけます。
ウィンドウウォッシャー液の吹き出し口は2つありますので、
どちらかが白線と重なり易いですし、
そうでない場合にはサイドミラーとのラインの角度で目印を確認しておきます。
その要領で白線にギリギリタイヤが掛からない状態と、
バック駐車、左折等のラインに対してのハンドルを切る位置の目印を調べていくのです。
そうする事で、車が走っているおおよその位置が把握できるようになります。
この方法であれば、車のパーツで目印が分かっている為、
その目印で判断しながら一人でも走る事ができますので、
教官が一緒にいなくても安心して走行する事ができるようになるのです。
この作業自体は早ければ1時間もしないうちに終わりますので、とてもお勧めです!
初心者マークを貼る
一般的にドライバーはぱっと見で運転している人の年齢から、運転技術をはかったりますよね。
免許を取得してしばらく経ってしまった方からすると、普通に運転できると見られるのはなかなかしんどいものです。
やはり心理的な負担を減らして安心して運転したいのであれば、運転する際には初心者マークを貼るのが一番だと言えるでしょう。この際、恥を捨てて実を取るという手段です。
初心者マークは貼っておく期間は免許習得から最低一年間となっていますが、
自信が無い方は一年経過した後でも貼っていても良いのです。
目印を見つけても、やはりゆとりが無ければ、安心運転できません。
初心者マークを貼っていると、
周りの車も気を使ってくれるため安心して運転する事ができますので、
心にもゆとりが生まれるはずです。
ペーパードライバーを実際に克服するまでの時間は?
実際にペーパードライバーを克服するために必要な時間はどれくらいでしょうか?
個人差があることは前提ですが、大体の目安として次のような時間と言われています。
20-30代 | 週2回で2か月程度 |
30-40代 | 週3回で3カ月程度 |
それ以上 | 週3回で4~6か月程度 |
上記の期間はあくまでも目安ですが、自信を取り戻すステップを経て運転することが当たり前にできるようになっていくイメージです。
1回あたりの運転時間は、最低でも30分以上は費やしたいところです。
運転に慣れていない人は、注意すべき点が多く、意外と時間がたったと思っても実はそれほど時間が経っていないことが多いからですね。
とはいえ、要もなく運転に割ける時間も多くはないでしょうから、30分から1時間の間でなんとか時間を確保して練習することがオススメです。
車の運転はゆとりと目印を
車の運転をする際には、絶対的に心にゆとりが無ければいけません。
ゆとりが無いと、無謀運転に繋がる事や、イライラ運転をしてしまう事もあります。
そんな運転が事故を招いてしまう為、心のゆとりは絶対と言っても過言ではありません。
そんなゆとりをもたらしてくれるのが、初心者マークです。
また、車に目印を見つけるという行動は、意外とベテランのドライバーでも無意識にしている事なので、少しも変な事ではありません。
慣れてくると走りながら目印を探す事もできるのですが、初めの頃は安全に確認すると良いでしょう。
初心者マークと愛車や、実家の車の目印を見つけて是非ペーパードライバーを克服していきましょう!
実はこの方法は、セーフティーコーディネーターの講習で教えている方法なので効果は絶大です。
この方法を用いて一般的に1時間ほどで運転できるようになりますので、是非試してみてくださいね。
今回の記事ではペーパードライバーを克服するためのちょっとした工夫を
ご紹介しました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。