夏になるとアイスコーヒーが手放せなくなる方、多いですよね。
2~3年前から世間では水出しコーヒーというメニューが出ていますが、
ご存じでしょうか?
スペシャリティ系コーヒーショップやサードウェーブ系コーヒーショップでは、
コールドブリューコーヒーという名でも販売されていますね。
今回の記事では、最近市民権を得てきた感のある
この水出しコーヒーの作り方について解説していきます。
水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーとはその名の通り水でコーヒーを抽出したものを指します。時間をかけてゆっくりと抽出する作り方で、
一般的なコーヒーはお湯で短時間に抽出し冷やすまたは氷で冷やすといった
作り方と真逆の作り方です。
面白いですね。
時間をかけて抽出しますので、お湯で短時間に抽出するコーヒーとは
また違った味を楽しむことができるのです。
必要な器具は?
2015~16年あたりから水出しコーヒーも市民権を得てきたようで、コールドブリューという言葉も浸透してきており、
器具も様々なメーカーから発売され始めました。
水出しコーヒーを作る器具は、2つのタイプに分類されます。
価格としてはズバリ 1 < 2 の図式です。
1.コーヒー豆を浸しておくポットタイプ
どちらかというと、こちらのタイプが良く知られた器具かと思います。
2006年前後でも某スペシャリティコーヒー店でもグッズとして販売されていました。
挽いたコーヒー豆をセットしておき、水に浸しておく浸漬式を採用したタイプです。
大体一晩浸しておくだけで簡単に作ることができます。
参考)ハリオ 水出し珈琲ポット
2.上から点滴のように落とすタイプ
一滴ずつコーヒー豆に水を浸透させる透過式を採用したタイプです。
浸漬式と比べると、挽いた豆に浸しておかない分濁りのないクリアな
味を楽しめるという違いがあります。
参考)ハリオ ウォータードリッパー・クリア
豆の種類は?
豆の種類やブレンドについては、正直なところ人それぞれ好みがありますので、それ次第ではありますが、一般的に販売されているアイスコーヒー用のブレンドが
良いでしょう。
個人的には過去にカフェで働いていた経験から、
深入りのフレンチローストと爽やかな酸味のあるコロンビアとのブレンドが最適です。
豆の挽き方は?
こちらも好みの問題ではありますが、上述の2つのタイプそれぞれ挽き方には若干の違いがあります。
浸漬式ポットタイプの場合は、中挽きからやや粗挽きが適しています。
透過式の一滴ずつ水を浸透させるタイプの場合は、中挽きからやや細引きが適しています。
普通のアイスコーヒーとの違い
冒頭に作り方の違いで触れましたが、高温のお湯で短時間に抽出して冷やす方法と水で時間をかけて抽出する方法で、
コーヒーの味わいが大きくことなるのです。
お湯での短時間抽出では、コーヒーの苦み・渋み成分が多くなる傾向がありますが、
豆のコクや香りなどもしっかりと出る印象です。
一方、水出しの場合は、コーヒー豆本来の味が強く出ると言われています。
苦みや渋みが少なく、一般にまろやかな味わいと言われることが多いですが、
個人的にはフルーティーまたはワイニーな味わいという印象です。
手軽にお店で試してみたい方は
でも、やっぱりお店で丁寧に作られた水出しコーヒーを飲みたい!という方は、各コーヒーチェーン店でライナンップを揃えていますので、そちらでも楽しめます。
一部、シーズナルドリンクということで期間限定販売のお店もありますので、
事前の確認をお願いします。
手軽に楽しめるところとしては、やはり
・スターバックスコーヒー
店舗を探す
・タリーズコーヒー
店舗を探す
・ドトールコーヒー
店舗を探す
といった有名どころのお店で味わえますね。
※リンクから店舗検索できます。
また、都内ではサードウェーブ系コーヒーショップの有名店舗である
ブルーボトルコーヒーがオススメです。
一時期は、行列のできるコーヒーショップとして有名でしたが、
店舗数も増え落ち着きを取り戻しているように見えますね。
まとめ
一昔前は、ドリップ抽出したコーヒーを冷やしたり、濃いめにハンドドリップしたコーヒーを氷で冷やしたりして
楽しんでいたアイスコーヒーですが、今回は水出しコーヒーという
別の抽出方法によるアイスコーヒーをご紹介しました。
自宅でも手軽るに楽しめますので、夜に仕込んでおいて朝食時に楽しんだり、
朝に仕込んで夕食後などに楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。