リーガエスパニョールの新シーズンに向けた様々なニュースの中で、
日本人にとっては誇らしいニュースが飛び込んできました。
柴崎選手が、昨シーズンの活躍を評価され新たなチームである「ヘタフェ」へ
エースナンバーの背番号10番として移籍することとなりました。
柴崎選手の移籍に関する動向をまとめましたのでご紹介します。
新シーズンのリーガエスパニョーラで10番を背負う柴崎岳選手
来る新シーズンでは、リーガエスパニョーラ1部昇格するチーム「ヘタフェ」で10番を背負うことが決まりました!
歴代、リーガエスパニョーラに挑戦した日本人選手の中ではエースナンバー
10番を背負うのは初です!
日本代表として再選出される日も近いのではないかと期待に胸が膨らみます。
昨シーズンは、「ステファン・シュチェポヴィッチ」選手が10番でしたが、
スポルティング・ヒホンへ移ることが決まり、その後釜と話題性?も受けて
柴崎選手が背負うことになりました。
新シーズンはヘタフェへ移籍が決まる
現地時間の7月21日には入団発表の会見が行われ、晴れてヘタフェの一員となった柴崎選手ですが、
既にその流れでチームのキャンプにも合流し汗を流しています。
「移籍の決め手、印象は?」との質問に柴崎選手はこのように答えています。
「クラブからの熱意というか、必要とされていると感じました。
昨季対戦した時も、2部では唯一『違い』があるクラブかなと。
対戦した相手の中では、最も難しい相手だなと思っていました」
そして、ヘタフェと昨シーズン所属したテネリフェに対しても
感謝の意を伝えていました。
「ヘタフェには感謝しています。
そして昨季プレーしたテネリフェに対しても、
クラブとして温かくサポートしていただいたので、
僕としても良いプレーができたと思っています。
あらためてテネリフェに対しても、
感謝の気持ちをこの場で伝えたいと思います」
昨シーズンのテネリフェで活躍
鹿島時代はボランチの印象の強い柴崎選手でしたが、テネリフェではトップ下のポジションを任されていました。
過去記事にありますように、
一時期は不安障害などで体調不良に悩まされ、コンディションが整わない時期がありました。
柴崎選手の不安障害に関する記事はコチラ
復調してからはチームに欠かせない選手となったことは大きな驚きでした。
Jリーグ鹿島からの移籍のタイミング自体も、
リーガエスパニョーラも終盤に差し掛かった時期ということもあり、
チームとしては本当の意味での助っ人が必要とされている時期でしたが、
復調後2017年3月1日からは順調にチームに適応し第30節にリーガデビューしました。
その後の第40節では、バースデーゴールともなる初ゴールを決める活躍を見せ
大きなインパクトを残していましたね!
チームとしては上位のキープし、昇格に向けたプレーオフに進みました。
柴崎選手も1stレグ、2ndレグともアシストを記録する活躍を見せますが、
惜しくもヘタフェに敗れ、昇格の夢が絶たれてしまったのは記憶に新しいところです。
ところが、このプレーオフでの活躍こそがヘタフェ側には大きなインパクトを残し、
移籍するに至ったわけなのですね。
新シーズンのポジションは?
新シーズンでのポジションは、テネリフェ時代と同じくトップ下を継続することが監督から名言されています。
かなり期待されているといっても過言ではないでしょう。
ただし、先発を確約されているわけでは無く、
現有戦力の攻撃的MFでは2人の監督の信頼の厚い選手がいます。
・ダニエル・パチェコ選手
・フランシスコ・ポルティージョ選手
技術とハードワークを兼ね備えた選手が監督が好む選手。
監督の信頼を勝ち取り、先発メンバーに名を連ねるようになってほしいですね。
移籍の理由
先にもプレーオフについて触れましたが、ヘタフェにとって、一番手を焼いた選手が何より柴崎選手だったことが、
メディアでも報道されています。
「対戦したくない嫌な選手」とまで評されていました。
現ポルダラス監督は、細かいパスをつないで攻撃を構築するスタイルのチームで、
柴崎選手は、戦術眼と配給のセンスが高く評価されたことが主な理由と言われています。
柴崎選手としても、すぐに上位クラブということではなく、
上位チームとの対戦で良い印象を植え付け、
次のキャリアアップを考えて、自分のポジションを確立しやすい環境を選んだと思われます。
特に、メディアの注目度やクラブ規模の変化は、選手もメンタルに多大な影響を与えるため、
プレーに集中しやすい環境を選んだのかもしれません。
まとめ
新シーズンを新たなチーム「ヘタフェ」でスタートすることになった柴崎選手ですが、背番号10を与えられチームからも大いに期待されていることでしょう。
テネリフェ時代には不安障害で苦しんだ過去ががあったため、
コンディション調整は万全にボルダラス監督に猛アピールして、
開幕戦を先発出場を期待したいところですね。
また、日本代表でも近年ではトップ下ポジションで安定したパフォーマンスを
発揮できている選手が少ないため、この点についても期待したいですね。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!