5/21のリーガ・エスパニョーラ第38節の最終節で、
対FCバルセロナの試合で日本人初得点となる快挙がありました。
なんとエイバル所属の乾選手による、
しかも2得点という華々しい出来事でした!
リーガ・エスパニョーラとしては、日本人選手にとっては
鬼門ともいえるリーグとして知られ、
かつては、いろいろな日本人名選手がチャレンジをしていましたが、
朗報が届くことも少ない状況でしたが、
嬉しいニュースが飛び込んできましたね。
残念ながら試合はエイバルが2-4で敗戦となってしまったわけですが、
スペインの目の肥えたサポーターには衝撃をもって受け止められたようです。
2得点を決めたシーン
1得点目
試合開始7分の出来事。
右サイドからアーリークロスが、大外に構えていた乾選手に向けて
すり抜けてきたところを、ダイレクトで左足でボレー一閃!
ボールばバー直撃するも、ゴールへ吸い込まれるという劇的なゴールでした。
試合通じての初ゴールであることと、
バルセロナの永遠のライバル、レアル・マドリード側の得点があった直後と相まって
カンプ・ノウスタジアムは、暫しの静寂に包まれました。
現地で見ていた日本人が居たとすると、鳥肌モノですね。
2得点目
続く61分の出来事。
中央でボールを持つ味方プレーヤーから左サイドで後方から走り抜けてきた
乾選手にボー ルが渡ると、そのまま左足でミート。
これもまたしてもバーに当たりながらもゴールネットに吸い込まれる
ファインゴールでした。
日本人選手がFCバルセロナ相手に得点を決めたのは、乾選手が初めてであり、
同時にFCバルセロナ本拠地のカンプ・ノウスタジアムでゴールを記録した
最初の日本人選手となった。
乾先週の今シーズンの出来は?
昨シーズンからエイバルへ所属し、今期は2シーズン目となる。
出場試合数27試合、3得点の結果でMFとしての1年目ということでは、
まずまずの結果を残した乾選手だが、
今期はさらなる飛躍を期待されてのシーズンだった。
5/21でリーグ最終節を終え、得点数としては3得点ということで変わらずだが、
最終節でFCバル セロナ相手に記憶の残る2得点を決めた。
また、試合出場数としては28試合(+1試合)ということで
チームとしても欠かせない選手という位置づけであったと言えます。
安定して試合に出場している点については、
乾選手自身が意識されているように戦術理解度を高めている、
ということの表れといえそうです。
また、攻撃時にアクセントをつけられる選手として、
地元記者にも評価されていることが大きいのでしょう。
まとめ
リーガ・エスパニョーラで安定して出場し、活躍されている選手が
これまで乾選手以外に一体居たでしょうか?
かつてリーガ・エスパニョーラにチャレンジした選手を振り返ってみると、
・城選手
・大久保選手
・中村選手
・家長選手
・ハーフナー・マイク選手
と、そうそうたる選手がならびますが、いずれも志半ばで移籍や
帰国を余儀なくされていました。
イタリア、ドイツはどちらかと言えば、活躍している日本人選手が多い
印象ですが、なかなか結果を出せない難しいリーグであることがわかります。
とりわけ、イタリア・スコットランドで活躍された中村選手が、
あまり活躍できず帰国したことは衝撃をもって受け止められました。
そん中で、中堅のクラブチームといえど、コンスタントに試合に出場し、
かつ歴史的なゴールを決めた、乾先週の来シーズンの動向に目が離せません。
日本代表に再選出される日も近いのではないでしょうか。
今後の活躍に期待したいですね。