例年、10月も過ぎると青々と覆い茂っていた草木も色を変え、赤トンボや夕日等の茜色が映える季節である秋が訪れますね。
そんな茜色に染まる秋の季節行事の1つとして「紅葉狩り」があります。
真っ赤に染まった紅葉や舞い散る落ち葉を眺め、日ごろの忙しさから離れてみる、そんな楽しみ方があります。
今回の記事では、新潟県弥彦公園の紅葉の見どころや交通アクセス、紅葉最盛期の混雑状況について紹介します。
目次
新潟県弥彦公園の紅葉、2018年の見頃はいつ?
弥彦公園の紅葉は例年10月中旬から色づき始め、10月下旬~11月中旬頃に紅葉は最盛期を迎えます。
真っ赤な紅葉が色鮮やかに咲き乱れる様を鑑賞出来る事が、弥彦公園の紅葉狩りでは特徴的です。その光景は、とても鮮明に写り言葉ではいい表せない程の感動を与えてくれると言われているんですね!
紅葉の種類としては、
・モミジ
・ウルシ
・ナナカマド
・ケヤキ
が楽しめます。
公園内には約500本もの紅葉の木が埋められているので、辺り一面紅葉に囲まれた世界を堪能する事が出来ます。弥彦公園内は、とても広大であり一周するとかなりの時間がかかります。
約16万㎡に及ぶ敷地内には、湯神社やテニスコート、記念碑広場や水芭蕉が見れる池等があり、紅葉以外でも多目的に楽しめるスポットとして新潟県内でも有名なロケーション。
紅葉を鑑賞するついでにハイキング気分を楽しみたい方や、親子で一緒に滑る事の出来るすべり台もあるので家族連れにもおすすめの行楽スポットです。
各所要観光スポットにあるトイレもかなりの数があり、きちんと整備されていて清潔なので安心して使用出来ます。
弥彦公園紅葉の見どころ
広大な弥彦公園、見どころが満載です。行ってみるべきスポットをまとめています。撮影に絶好のスポットも多く、インスタ映えすること間違いなしです。
①もみじ谷
なんと言っても、弥彦公園の紅葉の見所と言えばもみじ谷です。
谷一面に植えられた紅葉が色鮮やかに咲き乱れます。赤・黄色の彩りで飾られた紅葉を鑑賞していると、とても癒されます…。
スマホでカメラ撮影をしている人も多い為、写真スポットとしても非常におすすめ。園内は広大ですが、もみじ谷は実はそれほど広くなく30分程度で鑑賞する事が出来ます。
時間をかけずにさっと紅葉を鑑賞したい方に、ベストな観光スポトです。
次の動画では、昨年2017年のもみじ谷の紅葉の様子が見れますので是非、今年の紅葉狩りの参考にしてくださいね。
<弥彦公園 もみじ谷の紅葉>
②観月橋
もみじ谷の真ん中に掛けられた真っ赤な橋です。
橋の上から、もみじ谷に植えられたもみじを鑑賞する事が出来ます。橋の上から眺めた紅葉は高低差が上手く使われており、全体を一望出来ます。
橋を登らず下から見上げても、純和風の真っ赤な橋ともみじ谷に咲き乱れた紅葉が相極まって「これぞ日本!」というような気持ちにさせてくれます。
橋と合わせて写真を撮る方も多く、こちらも絶好の撮影スポット。
もみじ谷と観月橋付近では、夜にライトアップもあり昼間と違つた雰囲気の紅葉を堪能する事が出来ます。夜空に反射し輝く紅葉は優美で魅惑的な雰囲気を醸し出しデートにおすすめなスポットです。
③弥彦神社菊まつり
弥彦神社の菊まつりは、丁度紅葉の時期である11月から境内で開催される県内随一の大展覧会です。
開催期間は、11月1日~24日までとなっており、菊愛好者が続々と菊の花を出品し、その数今や4千本になっているんです!
イメージ的には「硬派な品評会」といった形で、弥彦神神社に何百mもの菊の花がずらっと並びます。弥彦公園の紅葉とセットで見に行くというのもオススメです。
④弥彦公園トンネル
長さ55mとなる馬蹄形アーチ型の弥彦公園内にある歩行者用トンネルです。
トンネルをくぐっている間も紅葉を鑑賞する事が出来ます。トンネルと紅葉が織り成す様が見応えがあり、こちらも弥彦公園内では有名な撮影スポットとなっています。
トンネル内から紅葉を眺めると言った事は、とても珍しいので必見!
⑤ひょうたん池
もみじ谷と観月橋の奥にある池で、水芭蕉等が咲いています。
その池に映った紅葉も美しすぎると評判!
2015年の弥彦公園紅葉状況の動画で少し古いのですが、観月橋、もみじ谷、池に映った紅葉等全体的に写っています。赤・黄色の紅葉が色鮮やかに咲き乱れる様をご覧ください。
<紅葉@もみじ谷弥彦公園(新潟県):2015年11月4日>
弥彦公園の駐車場情報と交通アクセス
弥彦公園の住所:〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
電車で行く場合
JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩2分です。
弥彦駅から降りると目の前にすぐ紅葉が見える公園があるので、迷う事はないでしょう。
車で行く場合
長岡方面から向かう方の場合は、北陸自動車道「三条燕IC」から約25分です。
新潟方面から向かう方の場合は、北陸自動車道「巻潟東IC」から約25分です。
弥彦公園駐車場情報
弥彦公園の周辺には、有料を含む約2000台の駐車場があります。
また、近くに弥彦神社があるので車で行く場合には、弥彦神社とセットで公園を見に行く流れで、弥彦公園の紅葉を見に行くのがおすすめです。
駐車場名 | 住所 | 台数 | 料金 |
弥彦神社競輪第一駐車場 | 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦 | 345台 | 無料 |
弥彦駅前村営駐車場 | 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2582番地1他 | 73台 | 無料 |
外苑坂通り・旧テニスコート跡地仮設駐車場 | 紅葉シーズン期は駐車場不足による渋滞緩和の為の臨時駐車場が設置されます。(11月1日~11月24日) | ⁻ | 大型車(マイクロバス含む)1台1回2000円 普通車 1台1回 300円 ※9:00~16:00 |
弥彦公園の紅葉混雑状況
紅葉シーズン時は、平日であっても混雑しています。公園周辺の駐車場には、屋台も出店しているため屋台目当てで来る方も多く混雑しているんですね。
口コミでは11月の平日15~16時台に弥彦公園へ向かっても、周辺の駐車場では渋滞しているとの事。また、11月に入ると弥彦神社では弥彦菊祭りが開催される為、菊祭りに向かってから弥彦公園もみじ谷の紅葉を鑑賞しに行く方が多いからなんですね。やはり早め早めの行動がおすすめで、菊まつりともみじ谷を両方鑑賞したい方は、朝早くから行くことをおすすめします。
駐車場は満車であった場合、後続車が次々と来る為バックも出来なければ前方は袋小路で行き止まりといった状況なので、周辺道路事情は事前にチェックしておくことが重要です。
弥彦神社競輪第一駐車場または近くの駐車場ならば比較的混み具合も少なく、出てきた車と入れ違いで車を停められたという口コミもあるので、弥彦神社競輪第一駐車場または周辺の駐車場を探し車を停めると良いかもしれません。
弥彦公園の紅葉のみを見るということであれば、10月下旬に行った方が混雑は比較的さけれるため、オススメです。
まとめ
今回の記事では、新潟県弥彦公園の紅葉の見ごろ時期についてや見どころ、交通アクセス、混雑状況についてご紹介していきました。
新潟県弥彦村は、弥彦公園だけでなく見所がたくさんある場所です。例えば、弥彦公園の最寄り駅である「弥彦駅」は弥彦神社の形を真似て作られており、「ふるさとの駅100選」にも選ばれているほど有名です。
弥彦駅周辺にはおもてなし広場という広場があり、フードコートや喫茶店、無料の足湯もあります。
是非、朝早くから弥彦駅へ向かい弥彦公園の紅葉を鑑賞するついでに弥彦村の観光も行って見てはいかがでしょうか。
その他、新潟駅から日帰りで紅葉を楽しめるスポットと過去にまとめていますので、良かったら読んでみてくださいね。
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