東京都内の桜の名所も様々ですが、駒込にある六義園もその一つです。
六義園の桜で特徴的なのは、庭園入口付近にある立派なしだれ桜です。このしだれ桜は六義園のシンボル的な存在であり、満開の頃には二週間程度夜間のライトアップが行われます。
つまり、多くの日中の桜見物を想定している花見スポットとの最大の違いは、夜桜見物をメインにしているところなのです。その点で非常に特徴的な公園であると言えますね。
今回の記事では、駒込は六義園の夜桜見物にスポットを当ててご紹介します。
目次
六義園のしだれ桜、見頃はいつ?
冒頭でも触れましたが、六義園と言えばしだれ桜のライトアップです。
しだれ桜はソメイヨシノの片親であるエドヒガン系の桜で、その名の通り枝が柔らかくまるで薄桃色の滝を見ているかのような優美な姿を見せてくれます。
では、そのしだれ桜の見ごろはいつでしょうか?
しだれ桜の開花時期はソメイヨシノよりも一週間程度早く、したがってライトアップの時期も3月の下旬から行われますので、この時期が見ごろと言えます。
夜のライトアップ時期
2018年のライトアップは3月21日(水・祝)〜4月5日(木)に行われる予定です。
その期間中は開園時間が21:00まで延長されるほか、駒込駅からほど近い染井門が開門されます。
今年のソメイヨシノの開花予想は3月24日、満開になるのがその約一週間後の3月31日頃と予想されていますから、しだれ桜の満開・見頃はちょうど3月24日頃と予想されます。
また、ライトアップの始まりは日没からです。
国立天文台の発表によれば、今年の東京での3月21日〜4月5日の日没は3/21の17:53から1日約1分のペースで遅くなっていき、4月5日には18:06となっています。
参考:東京(東京都)のこよみ
去年のしだれ桜のライトアップの様子はこんな感じでした!
参考)天気急変もしだれ桜に客続々 六義園でライトアップ(17/04/03)
六義園の混雑状況・アクセス方法は?
六義園の混雑状況
前項でも触れたとおり、しだれ桜の満開は3月24日付近であると予想されます。
したがって、その前後の休日であり、ライトアップの始まる日である3月21日(水・祝)、満開付近の土日である3月24日(土)・25日(日)、しだれ桜以外にも園内に植えられているソメイヨシノと一緒に見たいという方にはソメイヨシノの満開前後と予想される土日の3月31日(土)・4月1日(日)、が混雑のピークと考えられます。
また、夜間ライトアップは日中仕事されている方でも仕事が終わってからの夜桜見物ができるため、休日前日の金曜日の夜も混雑します。
園内に入ってしまえば広く、また茶屋などの休憩所も充実しているため動けない、桜が見えないといった混雑にはなりにくいですが、人が集中する時期には入場規制がかかり、入場までに時間がかかることがあります。
混雑対策としては、金曜を除く平日に行くこと、また、規制のかかる16:30よりも前に入場しておき、園内でライトアップの時間を待つ方法、そして染井門よりも駒込駅よりは遠くなりますが、正門から入園する方法、そしてあらかじめ昼間に入場券を買っておいたり年間パスポートで入園する方法があります。
混雑が予想されるのは、3/30(金)・3/31(土)・4/1(月)
混雑対策は、金曜を除く平日の日中帯または夜間(規制まえの16:30から入場)に行くこと
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六義園のアクセス
最寄り駅の駒込駅からは徒歩で簡単にアクセスすることができますので、平日夜の仕事終わりにも気軽に訪れることができるのは大きな魅力ですね。
住所:〒113-0021 東京都文京区本駒込6丁目16−3
<正門>
JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅から徒歩7分
都営地下鉄三田線 千石駅から徒歩10分
<染井門>※ライトアップ時期のみの開門です
JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅から徒歩2分
幻想的なしだれ桜のライトアップは圧巻!美しい夜桜を楽しんではいかがでしょうか
今回の記事では、東京は駒込にある六義園のしだれ桜の見ごろやアクセスについてご紹介しました。
高さ13m、幅17mにもなるしだれ桜は、一本の木ですが堂々たる咲きっぷりです。一斉に花開いた枝がゆるりと地面へ向かって垂らしている様子は、ライトアップの光とあいまって夜空に幻想的な絵画のような光景が見られます。
是非、東京都内にお住まいの方は、夜桜の名所を堪能してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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